テーマ:お釈迦様の聖地参拝を通して教えを学ぶ

第11回:アショカ王・カニシカ王(世界仏教へ)

*この項の写真は平成25年2~3月に撮影されたものです。
お釈迦様が涅槃に入られて100年後、マガダ国の子孫であるアショカ王がついに
インド統一を果たしマウリア王朝を迎えます。
戦争に明け暮れた王は、最後の戦『カリンガとの戦い』によりおびただしい犠牲者を出します。
その結果、アショカ王は戦争に頼らない治世に勤め、周辺諸国には使者を派遣し平和外交に努めた。
各地に建立されたアショカピラーや磨崖法勅により仏教の伝搬にも寄与した。
ルンビニのアショカピラーに刻まれた古代文字が解読され、お釈迦様が実在の人であったことが証明されるなど、
当時の貴重な記録となっている。
また、その後インドに侵攻したカニシカ王は仏教を保護した。
この2人の王のお陰で仏教は世界宗教としての地位を確立した。
カニシカ王の写真が横向きになってしまったことお許しください。


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